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💡 この記事でわかること
- 不器用・要領が悪い人に『ゼロ秒思考』をすすめる理由
- ゼロ秒思考のメモ書きのやり方(A4・1分・1日10ページ)
- 2年間毎日続けて変わったこと(頭の回転・優先順位・説明・コミュ障)
- 元消防士が考える「不器用の正体」
今回は「不器用な人が読むべき本」というテーマで、元消防士として本音で書いていきたいと思います。
僕は5年半、消防士として勤めたあと、今はトラックドライバーをしています。
先に結論を書きます。1冊だけすすめるなら、赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』です。
不器用・要領・頭の回転の悩み|足りなかったのは言語化
不器用・要領が悪い・頭の回転が遅いで悩んでいた
僕は不器用です。要領も悪くて、頭の回転も正直速くない。
消防で働いていたとき、そこでかなり悩んでいました。
どうやったら改善できるか。いろいろ試しました。ただ正直、付け焼き刃でした。根本から改善できている感じはしませんでした。
不器用だからこそ、人の2倍、3倍やる。 それは元々染みついていました。
でも、なんかそこじゃないな、と思っていたんです。
足りなかったのは「パッと言語化する力」
要領の悪さ。頭の回転の遅さ。これは、量をこなすだけでは解決しないと思いました。
考えていくうちに、自覚し始めたことがあります。
考えて、それを瞬時に言葉にする力。これが、僕は著しく低い。
じゃあ、何をすれば根本から改善できるのか。読書の習慣はあったので、不器用についてずっと突き詰めていました。
そこで出会ったのが、この本です。
これは本当に改善した。 少しでも良くなったと、はっきり思えた1冊でした。
ゼロ秒思考とは?メモ書きのやり方
『ゼロ秒思考』とは?赤羽雄二さんのメモ書きの本
『ゼロ秒思考』は、メモ書きの本です。
A4の紙を用意して、一つのテーマに対して、箇条書きでどんどん書いていく。 やることはこれだけです。
この本の何がいいか。テーマを深掘りできるんです。
書いた箇条書きの中から、またテーマを取り出して、それに対して箇条書きで書いていく。そうやって、思考がどんどん深くなっていきます。
ゼロ秒思考のメモ書きのやり方|A4・1分・1日10ページ
大まかなやり方はこうです。
- A4の紙を横向きに置く
- 左上にタイトル(テーマ)を書く
- 1ページに4〜6行、1行20〜30字くらい
- 1ページを1分以内で書く
- 1日10ページ
ポイントは時間制限があることです。
1分しかないので、字の上手い下手は関係ありません。殴り書きでいい。 そもそも、頭を良くするためのトレーニングなんです。
1ページ1分なので、10ページ書いても十分ちょっとです。
十分ちょっとでこのトレーニングができるなら、これはいい投資だと思います。
紙やペンにも指定があって、なぜそれがいいのか、理由まできちんと書いてあります。どういう効果があるのかも含めて、1冊にまとまっています。詳しくは、ぜひ本を読んでみてください。
ノートとボールペンは失敗した|本の通りにやった方がいい
これは、僕が失敗したところです。
僕は最初、ノートとボールペンでやっていました。
ノートだと、なんだか気が散るんです。ボールペンだと、書きづらい。
本には「これにしてください」と、道具まで書いてあります。雑音を消して、頭を良くするためです。ちゃんと理由が詰まっています。
なので、本の通りにやった方がいいです。
ゼロ秒思考を2年間毎日続けた効果
2年間毎日続けた効果|頭の回転と要領
僕はこれを、約2年間、毎日やっていました。
今でも、思考がクリアじゃないなと感じるときはやっています。
やってみて、頭の回転が速くなりました。 そして、要領をつかめるようになりました。
メモ書きで優先順位がつけられるようになる
要領がつかめる、というのはこういうことです。
箇条書きで書いていくと、何が必要で、何が必要じゃないかが分かるようになります。
「これは早いうちにやった方がいい」
「これはすごく大事だけど、今すぐ着手することではない」
そういう住み分けができるようになる。物事の優先順位を、メモ書きで作れるんです。
ゼロ秒思考は消防の仕事と相性がいい
消防の仕事は、現場で一分一秒を争います。 だから、このメモ書きとすごく相性がいいんです。
火災、救助、救急。出動したときをイメージしてみてください。
「こういうことが起こった。じゃあ、こうしよう」
「あ、このパターンもある。じゃあ、このパターンになったらどうする。何を準備する」
こうやって書いていくと、すごくいいんです。
経験の足りなさを、メモ書きの予行訓練で補う
最初のうちは、資機材を覚えればいい。ただ、どんな活動をして、どんな資機材がいるのかは、経験を積まないと分かりません。
その経験は、トレーニングで補うことができます。
もちろん訓練でもやります。何を準備するか。どのように準備するか。何に注意するか。安全管理も、現場の状況も、資機材の位置も含めて考えます。
メモ書きは、そこを深掘りする予行訓練みたいなものです。
現場にメモは持っていけません。だから、口で言えるかどうかが大事です。
「この場合はこうします」と口でパッと言えるならいい。でも、パッと出てこないなら、そこが自分の足りないところです。そういうときに、メモ書きを使っていました。
人生のモヤモヤ・言語化にも使える
このメモ書きは、何にでも使えます。
たとえば、自分の人生について。
「あの人が嫌い」「この人が嫌い」。じゃあ、あの人は好き。じゃあ、なんで好きなんだろう。
「こういうところが好きだな」。じゃあ、なんでそこが好きなんだろう。
そうやって深掘っていくと、自分の好きな理由が明確に出てきます。 言語化にも、すごく役に立ちます。
モヤモヤしているけど、何にモヤモヤしているのか分からない。そういうときにも、すごくいいです。思ったことを、ありのまま書く。 それだけです。
救命講習の説明が上手になった
ちょうどこれを始めた頃、僕は普通救命講習で、ブースを任されるようになった時期でした。
市民の方は、分からないのが当たり前です。どうやって分かりやすく説明しようか。でも、押さえるところは押さえたい。
そういうときに、メモ書きで大事なところを押さえられるようになりました。
要点が分かる。分かりやすく説明できる。説明が、すごく上手になったんです。
コミュ障も少しずつ改善した
話し方も変わりました。 コミュ障だったところも、少しずつ改善してきました。
相手が求めていることが、ちょっとずつ分かるようになるんです。 相手の求めていることが分かれば、円滑なコミュニケーションにつながります。
コミュ障というのは、大概、言わなくていいことを言ってしまうのが多いと思います。空気が読めない、というやつです。
元々の空気の読めなさは、多少あります。それでも、そこがちょっと改善される気がします。
結索(ロープワーク)にも活きる
僕は、小学5〜6年生くらいまで靴ひもが結べなかったほどの不器用です。
巻き結び一つに、2〜3時間かかってしまうような不器用です。
このメモ書きは、結索にも活きてくる気がします。
結索で大事なのは、自分でどう考えて、どのようにしっかり結着させるかです。ただ結ぶ、じゃない。
もちろん早くやることは重要です。ただ、現場でめちゃくちゃ急いで結索することは、そもそもありません。確認に確認を重ねます。 強度はいいか。支点を取るときなんかは、急がないです。
不器用の正体は、優先順位がつけられないこと
ここからは、僕の持論です。
不器用の正体を、すごく考えました。
結論から言うと、優先順位がつけられていない。一つのことに集中できていない。 これだと思っています。
周りから、いろいろ言われますよね。
「こうした方がいいよ」「いや、こうだ」「いや、こうじゃない」
その雑音が気になってしまって、自分のことに集中できない。僕には、それがあったと思います。
靴ひもが結べなかった理由
靴ひもがまさにそうでした。
親が付きっきりで教えてくれたんですが、親も「ああじゃない、こうじゃない」と言うんです。
「ああじゃない。じゃあ、こうか。こうか」とやっているうちに、やり方自体が分からなくなってしまった。 結果、結べない。
親も、できない僕に怒ってしまう。僕はそれを察して、できない自分に腹が立って、泣いてしまう。そういうことがありました。
それが、頭の中で整理できるようになると変わります。
「あ、こういうことか」
それだけに集中して、うまくいく。「じゃあ、あとはこうするだけだよね」と分かるんです。
不器用・要領・頭の回転はつながっている
不器用、要領の悪さ、頭の回転の遅さは、つながっていると思っています。
手先が不器用だと、手技が遅くなる。手技が遅いと、どんどん時間が経ってしまう。時間が経つということは、要領が悪いということになります。
要領がいい人は、そこでもう終わっているんです。だから、次のことを考えられる。
次のことを早く考えられる。それが、頭の回転が速いということなんじゃないかと思います。
もちろん、そもそもの頭の回転の速さもあると思います。ただ、次へ次へと進めるという意味での頭の回転の速さは、鍛えられる。
ポイントを押さえる力をつけて、要領を良くすれば、不器用も改善していく。 これが僕の考えです。
不器用だと思っている人へ
不器用だと思っている人。要領が悪くて、頭の回転も遅くて、コミュ障で悩んでいる人。
ぜひ1冊買って、読んで、実践してみてください。 根本から改善できると思います。
これは、僕が心からおすすめできる本です。
📕 この記事で紹介した本 <PR>
▼要領の悪さを克服するためにやったことは、こちらに書きました
要領が悪いのを克服する3つの方法。不器用だった元消防士が実践して「凡人」になれた話
▼不器用で消防士を目指していいのか迷っている方へ
「不器用だから、消防士は目指さない方がいい?」元消防士が断言する、不器用が”武器”になる理由
コミュ障をどうやって克服したかは、有料の記事にまとめました
無線で足手まといだった僕が、どうやって話せるようになったのか。練習のやり方と練習相手、無線で応答できるようになるまで、今でも苦手なことまで書いています。
▼コミュ障を克服する方法(note・有料)
コミュ障を克服する方法。若手消防士と若手社会人に向けて、元消防士が本音で書きました
よくある質問
Q1. ゼロ秒思考のメモ書きは、1日どれくらい時間がかかりますか?
1ページ1分で、1日10ページが目安です。10ページ書いても十分ちょっとです。僕は約2年間、毎日続けました。
Q2. ノートとボールペンでやってもいいですか?
僕は最初ノートとボールペンでやりましたが、ノートは気が散るし、ボールペンは書きづらかったです。本には紙やペンの指定と理由が書いてあるので、本の通りにやった方がいいと思います。
Q3. 不器用は本当に改善しますか?
僕は不器用の正体を「優先順位がつけられず、一つのことに集中できないこと」だと考えています。メモ書きでポイントを押さえる力がついて、頭の回転が速くなり、要領をつかめるようになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
元消防士のトラックドライバー🧑🚒🚚


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