🔥 こんな人に読んでほしい
- 消防1年目で「何もできない自分」が辛い人
- 心身が限界で、今まさに休職している・休みかけている人
- 「自分は消防士に向いていない」と思い詰めている人
今日は、先日いただいたメッセージへのお返事を、元消防士として本音で書いていきたいと思います。
僕は5年半、消防士として勤めたあと、今はトラックドライバーをしています。
先日、「消防士になって後悔する人の共通点4つ」という投稿をしたところ、こんな趣旨のメッセージをいただきました。
「まさに全て当てはまって、今消防1年目ですが、心身ともに限界です。何もできない自分が辛い。現在は、お休みをもらっています」。
気持ちは、すごくよくわかります。全てに当てはまったということは、僕にかなり近い悩みを持っている方なんだと思います。本当に、辛い思いをされているんだなと。今日は、この方へ伝えたいことを、順番に書いていきます。
1. まず、「できないのが当たり前」だと思ってほしい
メッセージをくださった方は、消防1年目とのことでした。僕も1年目の頃は、できないことだらけで、「自分は本当に向いてないんじゃないか」とずっと思っていました。
でも今振り返って思うのは、一人ひとりの能力の差はあれど、1年目は「できないのが当たり前」だと思ったほうが、ずっと楽だということです。
どれだけ仕事ができて要領がいい人であっても、「できない期間」は絶対にあったわけです。実際、仕事ができる先輩の「やらかしたエピソード」を聞くと、「ああ、同じ人間なんだな」と思えました。できる・できないじゃなくて、あの人たちにもそういう時期があった。そう思うと、「自分だけじゃないな」と、少し楽になるんです。
2. 「自分の成長」に目を向けると、楽になる
とはいえ、できない日が続くと、どうしても自分を下げてしまう。自己肯定感が、どんどん下がっていってしまいますよね。心を病んでしまう方は、本当に多いという印象です。
僕自身も、できないことが続いて、どうしようもなくなった時期がありました。訓練で散々やってきたはずなのに、いざ本番になるとできない。そんなパターンもあって、本当に悩みました。
そのとき、僕がどういう考え方をしたか。「自分自身の成長」に目を向けたんです。「昨日はできなかったけど、今日はこれができた」。そうやって一歩ずつ、「できたこと」を明確にして、自分で自分を褒めてあげる。毎日できないことだらけだからこそ、「じゃあ、できたことをピックアップしろよ」と自分に言い聞かせるんです。
出動でやらかして、訓練でも全然動けなかった。でも、今日は雑務がしっかりできた。誰よりも率先して、訓練の片付けができた。そういう小さいところから、「できた自分」を褒めてあげる。これを続けていったら、気持ちの浮き沈みが、すごく楽になりました。「向いてない」と思い込んでいると、全部がマイナスの方向にいってしまう。それは僕自身、痛いほどわかります。僕も、休む一歩手前まで行った人間なので。
3. 今は、心と体の回復を最優先に。おすすめは「体を動かすこと」
今はお休みされているとのことなので、まずは体の健康と、心の健康を、休むことでしっかり取り戻してほしいと思います。
そのうえで、おすすめしたいのが、散歩や筋トレなど、外に出て体を動かすことです。僕自身、筋トレが趣味で、病んだときも筋トレに助けられました。体を動かしていると、悩んでいたことが「どうでもよくなる」んですよね。筋トレでもランニングでも散歩でも、何でもいい。外に出て活動することが、一つの手だと思います。
それに、スポーツは自己肯定感の回復にもつながります。ベンチプレスが80キロから100キロに上がった。ゴルフなら、ドライバーが250ヤードから270ヤード飛んだ。そういう小さな成長から、「自分は努力すればできる人間なんだ」と確認できる。気持ちのリフレッシュにもなるので、ぜひ意識してみてほしいです。
4. 「向いてない」と思うのは、みんな通る道
そして、これも伝えたい。1年目で「向いてないな」と思うこと自体は、みんなが通る道です。
中にはプライドが高くて、「自分こそ消防士の鑑だ」みたいな人もいるかもしれませんが、大抵の人は「向いてないな」と思いながら1年目を働いています。自分の不甲斐なさに打ちひしがれている若手は、絶対的に多い。あなただけでは、決してありません。
5. それでも辛いなら、「消防だけがすべてじゃない」
これが2年、3年、4年、5年と続いて、それでも「向いてない」と思うなら、本当に向いていないのかもしれません。それに、気持ちの面だけじゃなくて、「職場が向いていない」「人間関係が辛い」というパターンもあります。そこも見極めながら、転職を視野に入れるのも、僕はいいと思っています。
人間は、「置かれた場所で咲く」だけじゃなくて、自分の得意なフィールドで咲くこともできます。その得意なフィールドを探す転職活動を、年齢が若いうちにやっておくのは、悪いことじゃない。今はただでさえ人手不足なので、「若い」ということ自体に、大きな価値があります。
消防だけがすべてじゃない。次の場所を探しつつ、今の環境がどれほどいい環境なのかを見つめ直す。休んでいる今だからこそ、そうやって自分の視野を広げて、自分を高めることもできると思います。
もし「他にどんな道があるんだろう」と少しでも気になったら、情報を集めるだけでも十分です。転職エージェントは無料で相談でき、「今の自分にどんな選択肢があるか」を知るだけでも、驚くほど心が軽くなります。今すぐ動く必要はありません。心が回復してきたときの、そっと引き出しにしまっておく選択肢として。
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最後に。ここまでやってきた自分を、褒めてあげてください
散々いろいろ言いましたが、いちばん伝えたいのはこれです。まずは、ここまでやってきた自分自身を、褒めてあげてください。
小さなことでもいいんです。できたことは、必ずあるはずです。そして、1年目という短い期間でも、ここまで耐えることができた自分を、褒めてあげてほしい。
僕自身、「向いてない特徴4つ」に全部当てはまっていた人間です。それでも、人並みに5年半、勤めることができました。人生、これからです。まだ1年目。「今日が一番若い日」だと思って、まずはゆっくり、心と体を回復させてください。応援しています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
よくある質問(FAQ)
Q. 消防1年目で何もできず辛いです。向いていないのでしょうか?
A. 1年目は「できないのが当たり前」です。どんなに優秀な先輩にも、できない時期は必ずありました。「向いてない」と感じるのは、多くの若手が通る道。あなただけではありません。
Q. 休職中は何をすればいいですか?
A. まずは心身の回復を最優先に。おすすめは散歩や筋トレなど、外に出て体を動かすこと。小さな成長を実感でき、自己肯定感の回復にもつながります。
Q. このまま辞めてもいいのでしょうか?
A. 数年続けても辛いなら、転職を視野に入れるのも立派な選択です。人は自分の得意なフィールドで咲くこともできます。若さは大きな価値。まずは回復してから、ゆっくり考えて大丈夫です。


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