消防士・公務員試験の小論文が苦手な人へ|元消防士が伝える「なぜ」を深掘りする書き方

原稿用紙を前に「なぜ?」と悩む受験生のイラスト(小論文は「なぜ」で書ける) 消防士のリアル

💡 この記事でわかること

  • 小論文が苦手な人に足りないもの(「なぜ」の深掘り)
  • 体育会系、特に野球経験者が「なぜ」を苦手にしやすい理由
  • 小論文と面接がつながっている理由
  • ニュース・発信・録音を使った「なぜ」の鍛え方

今回は「小論文」というテーマで書いていきたいと思います。

僕は5年半、消防士として勤めたあと、今はトラックドライバーをしています。

小論文は、テーマに対して自分の論を述べていくものです。これが苦手な方は、ものすごく多いと思います。

消防士や公務員を目指す方はもちろん、一般企業を受ける方でも、小論文がある場合があります。社会人経験も含めて、僕なりに小論文を紐解いてみたいと思います。

結論:小論文が書けるかどうかは「なぜ」を深掘りできるか

先に結論から書きます。

社会人9年目の今なら、小論文はいくらでも書けます。

理由は、この発信活動の経験です。

発信をしていると、一つのテーマに対して論を立てて、それを説明することになります。説明するには、それなりの理由、つまり「なぜ」が必要になります。

ブロガーの方の中には、100記事以上出している方もいると思います。それだけトライアンドエラーを繰り返して、一つのテーマを深掘りできるなら、小論文もいくらでも書ける。僕はそう思っています。

日本人は「なぜ」を深掘りするのが苦手

小論文が苦手な方は、もちろんいると思います。

これは、日本人の多くが苦手なことなのかなと思っています。「なぜ」を深掘りしない方が、すごく多いイメージです。

正直、僕もこの発信活動を始めるまで、「なぜこうなのか」をあまり意識したことがありませんでした。

ただ、社会人になると、やることすべてに理由付けが必要になります。

学生の皆さんには、本当に覚えておいてほしいです。「なぜ」が、ものすごく大事になります。

野球を約12年やっても、野球を教えられない理由

具体的に書きます。

僕は学生時代、小学校から高校まで、約12年間野球をやっていました。大学では、アメフトを4年間やっています。

では、12年やってきた野球を「教えて」と言われたら、どうか。

僕は、教えられません。

なぜかというと、言われたことを、ひたすらやってきたからです。

多少は自分で考えてやってきた部分もあります。でも、言われたことをやってきた部分が、ほとんどです。

なぜ言われたことをやり続けたのか。若かったからです。「こうしなさい」と言われて、その通りにやったら、結果が出た。

これが、「なぜ」を深掘りできなかった要因なのかなと思っています。

言われたことをやるのが、最適解だった

僕らの時代は、昭和の根性論がまだまだ蔓延していました。

言われたことに「はい」と言って、ひたすらやる。「これはこうだ」が当たり前で、「なぜこうなんですか?」と聞く人は、ほとんどいませんでした。

自分で考えられる選手も、もちろんいました。ただ、僕はそのタイプには当てはまりませんでした。

感覚でずっとやってきて、「これはこうだぞ」と言われて、それを修正した。それでたまたまうまくいって、一応、強豪校でベンチに入ることができた。

言われたことをやるのが最適解だったから、「なぜ」を磨けなかった。

これは結構多いと思います。体育会系、特に野球をやってきた方に多いのかなと思います。

野球は、感覚的な要素が多いスポーツです。3割打てば一流のバッター。つまり、7割は失敗していても一流です。

アメフトは「なぜ」を深掘りするスポーツだった

一方で、アメフトは意外と緻密なスポーツです。

コンタクトスポーツですが、フォーメーションがたくさんあって、作戦も何通りもあります。

なぜこのプレーをするのか。なぜこの状況で、このプレーを選ぶのか。その深掘りが、すごくありました。

アメフト部の人には、「なぜ」を深掘りできる人が多い印象があります。競技特性の違いだと思います。

ここは僕の独断と偏見です。

学生時代に、自分の論を話す機会がない

日本では、学生時代に「なぜこうなのか」と自分の論を述べる機会、人前で話す機会が、そんなにありません。

だから、一つのテーマに対して自分の論を書けない方が、非常に多いんだと思います。

これから就職を目指す方、公務員を目指す方には、この「なぜなのか」を特に磨いてほしいです。

なぜかというと、僕自身が苦しんだからです。

僕は「なぜ」を深掘りできないまま社会人になって、社会人になってから鍛える羽目になりました。

何をするにしても理由付けが必要です。「なんでこうしたの?」「なぜこういう行動を取ったの?」。こういう訓練をしたのは、ほぼ社会人になってからでした。

小論文と面接は、つながっている

これは、面接にも生きてきます。

小論文をしっかりやると、面接にも生きる。面接ができると、小論文にも生きる。

そういう好循環が生まれます。

「なぜ」を鍛える方法

学生時代、身近で「なぜ」をいつもやっている人は誰だと思いますか。

先生です。

教えるということは、本質的に理解して、人に伝えることです。先生は、それを常にやっています。だから、論文のようなものは、めちゃくちゃ得意になると思います。

キャプテンや副キャプテン、学級委員長のような役職の人も同じです。

クラスをまとめるにはどうしたらいい?チームをまとめるにはどうしたらいい?じゃあこうしよう。じゃあ、なぜこうするのか。誰にも教えられないまま、常にこれを考えています。

僕が伝えたいのは、これをリーダーだけでなく、部員全員が考えた方がいい、ということです。言われたことをやっているだけでは、意味がありません。

社会人になれば、営業職のように、知らない人に商品を売るのも同じです。

ニュースを使って練習する

練習には、ニュースがおすすめです。

ニュースに対して、自分はどう思うか。なぜそう思うのか。じゃあ、自分はこうしていこう。

この流れで、論文を組み立てることができます。

思ったことを発信する・録音や録画で自分の話し方を知る

日頃から、何かに対して自分が思ったことを、発信してみてください。

何でもいいです。Xでもいいし、今日の夜に一回投稿してみるのもいい。

発信ができないなら、自分の話を録音したり、ビデオで撮ったりしてみてください。自分がどう話しているのかがわかります。

これは結構おすすめです。

僕は消防士のとき、普通救命講習の講師をしていました。そのとき、自分がどんな話し方で教えているのか、ビデオで撮ってみたことがあります。

講習が終わったあとに、フィードバックをもらいます。「こういう喋り方だから、ここは改善した方がいい」「この知識は、こうやって伝えた方がいい」。

ただ、言われたことは伝えているのに、思ったより伝わっていない、ということがありました。自分の話し方を、根本から直していかないといけなかった。

ビデオや録音で押さえると、自分の話し方を知ることができます。それが、面接にも小論文にも生きてくると思います。

ちなみに、この記事も、15分ほど一人で喋ったものを文字起こしして、文章を一から整理して出しています。一人で15分喋り倒すのは、結構難しいと思います。

小論文で、優等生の回答は求められていない

僕も昔は、小論文に苦手意識があって、なかなか取りかかれませんでした。書けなかったら受からない、というプレッシャーもありました。

でも、優等生の回答は、多分求められていないと思います。

見ているのは、何に対してどう思っているのか、その論だと思います。自分の論に、きちんと筋が通っているか。自分がどう思っているか。

僕は試験官をやったことがないので、本当のところはわかりません。

ただ、本当にこう思うからこう、と正直に書けば、試験官には伝わると思います。

もちろん、危ない思想は別です。公務員、特に警察は身辺調査もあるので、そういう思想を持っていたら、多分受かりません。

小論文、無理せず、頑張ってください。

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よくある質問

Q1. 小論文が苦手です。何から始めればいいですか?

身近なニュースに対して「自分はどう思うか」「なぜそう思うか」「じゃあ自分はどうするか」の順で考えてみてください。この流れで、論文を組み立てることができます。

Q2. 小論文の練習は、面接対策にもなりますか?

なると思います。小論文をしっかりやると面接に生きて、面接ができると小論文にも生きる。そういう好循環が生まれます。

Q3. 優等生っぽい回答を書いた方がいいですか?

優等生の回答は、多分求められていないと思います。自分の論に筋が通っているか、自分がどう思っているかが見られていると思います。ただし、危ない思想は別です。

Q4. 自分の話し方を客観的に知る方法はありますか?

録音やビデオで撮ってみてください。僕は普通救命講習の講師をしていたとき、自分の教え方をビデオで撮って見直していました。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

元消防士のトラックドライバー🧑‍🚒🚚

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