💡 この記事でわかること
- 勉強が苦手な人ほど「書いて覚える」をやめた方がいい理由
- 頭の中で時系列に整理して覚えるやり方
- 人に説明することで「本当に覚えた」状態にする方法
- 公務員試験の暗記科目に使える勉強法(数学・数的処理は除く)
今回は「バカほど、書いて覚えてはダメな理由」というテーマで書いていきたいと思います。
僕は5年半、消防士として勤めたあと、今はトラックドライバーをしています。
先に書いておくと、僕はそんなに頭がいい部類ではありませんでした。高校は偏差値50以下。内申点も25くらい。それくらいの頭です。
そんな僕が、公務員試験の勉強をする中でたどり着いた勉強法を、今回は共有させてください。
結論:書いて覚えずに、頭の中で整理する
先に結論から書きます。
書いて覚えるのではなく、教科書などの内容を、頭の中で時系列にきちんと整理していく。これがすごく大事です。
ただし、これは暗記の教科に限った話です。
僕は数学をまったく勉強しなかったので、数学には通用しないと思います。数学は公式があって、ひたすら問題をやっていくしかありません。
覚える教科、たとえば社会科や歴史。英語はちょっと変わってくるかもしれません。国語もそうですが、論があるもの、流れがあるものの話です。
歴史も国語も、流れで理解するもの
国語は、書いて覚えられませんよね。
漢字は暗記できると思います。でも、作者の心情が表れているところは、情景を頭の中で整理して、「こう思っているんじゃないか」と推測を立てて、問題を解いていかないといけません。
歴史も同じです。何年にこういう流れがあったから、何年にこういうことが起きた。流れで理解するものです。
ノートにびっしり書いても意味がない理由
その言葉自体を暗記するために、ノートにびっしり書いて覚える。筆圧で書いて覚える。
これは、まったく意味がないと思っています。
問題が出たら「これだ」と思い出せはします。でも、いざ時系列がバラバラに出てきたり、流れで答えたりするとなると、結構厳しいと思います。
そして、これはバカほど、やりがちです。
僕がそうだったように、勉強があまり得意でない人に限って、そういう覚え方をします。
書いて覚えたことほど、忘れるのが早かった
書いて覚えたことほど、忘れるのが早かったです。
僕は高校時代まで、完全に書いて覚える派でした。
いざ公務員試験の勉強を始めたとき、高校やそれ以前の知識をもう一度覚えることになります。そのとき、ほぼと言っていいほど、全部忘れていました。
単純に、記憶に定着していなかったからです。
書いて覚えるのは、その場しのぎで覚えることはできます。でも、きちんと理解していないので、すぐに忘れてしまいます。
書かずに覚える勉強法のやり方
では、どうやって書かずに覚えるのか。
僕の場合は、ノートをそもそも書きません。
頭の中で整理します。特に歴史の勉強は、何があったのかを頭の中で整理する。
これは、公務員試験の勉強をしていく中で、ようやくたどり着いた勉強法です。
大学3〜4年で変えて、4年で卒業できた
試し始めたのは、大学3〜4年のころでした。
単位がギリギリで、4年で卒業しないと、もう1年学費がかかってしまう。それは無駄です。何かを変えないといけない。
じゃあ何を変えるか、と考えたときに、たどり着いたのが、一切書かない勉強法でした。
全く書かずに、自分の頭の中で整理して、問題を解いていく。
そうしたら、きちんと理解してスラスラ解けるようになりました。論を立てて解けるようになって、いい循環になりました。
勉強がどんどんできるようになって、ギリギリでしたが、4年で卒業することができました。
口に出して、人に説明してみる
もう一つ、おすすめなのが、口に出してみることです。
本当に理解しているかどうかは、人に説明することでわかります。
人に教えるには、自分で本質を理解していないといけません。人に説明できないなら、それは理解したことになりません。
自分の頭で理解して、人に伝える。それができて、本当の意味で覚えたことになると思います。
この勉強法は、公務員試験の勉強もそうですし、普段の勉強にも生かせると思っています。
数学は、たぶん違います。計算式があって、自分の頭で考えて答えを出していくものなので、言葉でつなげることができません。社会科のように、言葉でつなげられるものにおすすめです。
頭のいい人の勉強法は、まねしない方がいい
頭のいい人たち、たとえば東大に行くような人は、それ以上のことをやります。
そんな説明をしている暇があったら、問題を一つでも解いていたい。それは、わかります。
でも、それは頭のいい人の勉強法です。
バカほど、それはしない方がいいと思います。ひたすら問題を解くことは、あまりおすすめしません。
部活のルールも、書いて覚えていない
たとえば、部活をやっていたとします。スポーツなら何でもいいです。
そのルールを、どうやって覚えましたか。
書いて覚えてはいないですよね。ルールブックを見て覚えた人もいると思いますが、ほとんどの人は、やっていく中で覚えたはずです。
好きなことも、結構覚えていますよね。
勉強も同じです。「なんでこうなるんだろう」と考えて、整理して、理解して、人に伝える。これが、やっていく中で覚えることに近いと思っています。
公務員試験の勉強を半年で終えて受かったのも、このコツをつかんだからだと、今となっては思います。
「思い出す」勉強の方が記憶に残る(テスト効果)
書いて覚える派と、書かない派。どちらがいいのか、エビデンスがあるといいなと思っていました。少しだけ補足します。
教科書を読み返すように「入れる」勉強より、何も見ずに「思い出す」勉強の方が、記憶に残りやすい。そういう研究があります。「テスト効果」と呼ばれています。
アメリカの研究では、文章を何度も読み直したグループより、読んだあとに思い出すテストをしたグループの方が、1週間後によく覚えていた、という結果が出ています。
書き写すことと読み返すことは、厳密には同じではありません。ただ、頭の中で整理して、思い出して、人に説明する。この僕のやり方は、方向としては合っていたのかなと思います。
▼予備校に通った話は、こちらです
消防士の予備校は必要?費用30万円・半年通った元消防士の本音
▼「なぜ」を深掘りする話は、こちらに書きました
消防士・公務員試験の小論文が苦手な人へ|元消防士が伝える「なぜ」を深掘りする書き方
▼覚えることが多い新人時代の覚え方です
消防士の仕事が覚えられない人へ。完璧をやめる「7割」の覚え方
よくある質問
Q1. 書いて覚えるのは、なぜダメなのですか?
その場しのぎでは覚えられますが、理解していないので忘れるのが早いからです。僕は高校まで書いて覚える派でしたが、公務員試験の勉強を始めたとき、ほぼ全部忘れていました。
Q2. どの科目に使える勉強法ですか?
社会科・歴史・国語など、流れや論があって言葉でつなげられる暗記科目です。数学のように計算式で答えを出す科目には向かないと思います。
Q3. 書かずに、どうやって覚えるのですか?
教科書を読んだら、頭の中で時系列に整理します。そして口に出して、人に説明してみる。説明できれば、本当に理解できています。
Q4. 問題をたくさん解くのは、意味がないですか?
頭のいい人には効果的な勉強法だと思います。ただ、勉強が苦手な人は、まず流れを理解して説明できるようにする方が先だと、僕は思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
元消防士のトラックドライバー🧑🚒🚚


コメント