💡 この記事でわかること
- 「消防士はチャラい」という評判が当たっているのかどうか
- 元消防士が考える、チャラいと言われる2つの理由
- 既婚者の合コン参加はどこからアウトなのか(条文・判例つき)
- 不倫慰謝料の相場
今回は「消防士はチャラいのか」というテーマで、元消防士として本音で書いていきます。
僕は5年半、消防士として勤めたあと、今はトラックドライバーをしています。
以前、消防士の合コンについて書いた記事に、こんな趣旨のメッセージをいただきました。
消防士の方も、既婚者だったり、彼女がいたりする状態で参加する人もいますよね。
これについて、思ったことを書きます。
結論から。その通りです
結論から言うと、その通りです。 ここは包み隠さず、正直に書きます。
僕が行った合コンにも、彼女持ちの人は数人いました。 そして、既婚でありながら合コンを楽しんでいる人も、もちろんいました。
正直に書きます。性欲が強い人は多いと思います
身も蓋もない話ですが、消防士は性欲が強い人が多いと思っています。こればっかりは、しょうがないところがあります。
そういう観点から考えると、既婚でも彼女持ちでも合コンに来てしまうというのは、まあ、そうなるよな、と思ってしまう部分はあります。
既婚者の合コンは、どこからアウトなのか
そう書いたうえで、ここははっきりさせておきます。
関係を持ってしまえば、不貞行為です。 そこは間違いありません。裁判になれば、慰謝料の請求が来ます。
ただ、合コンに参加しただけならどうなのか。 正確なところを整理します。
「不貞行為」には法律上の定義があります
最高裁判所は、昭和48年11月15日の判決でこう示しています。
「配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」
つまり、線引きは性的関係があったかどうかです。だから、合コンに参加しただけなら、原則として不貞行為にはあたりません。
ただし、それで安全というわけでもありません
肉体関係がなくても、男女の交際として社会常識を明らかに逸脱していて、夫婦の平穏な生活を壊したと判断されれば、民法709条の不法行為として慰謝料が認められることがあります。
既婚と知りながら結婚を前提に交際していた。深夜に頻繁に密会していた。そういうケースです。「肉体関係がなければ何をしてもいい」ではない、ということです。
関係を持てば、はっきり金銭の話になります
| 項目 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 不貞行為の責任 | 配偶者に対する損害賠償責任を負う | 民法709条(不法行為) |
| 相手の責任 | 相手も共同不法行為者として慰謝料を請求される | 民法709条 |
| 離婚原因 | 裁判上の離婚原因になる | 民法770条1項1号 |
| 慰謝料(離婚しない場合) | おおむね50万〜100万円 | 相場の目安 |
| 慰謝料(離婚に至った場合) | おおむね100万〜300万円 | 相場の目安 |
事案によって幅はありますが、だいたいこのあたりだと言われています。
なお、相手側に請求できる範囲には限度があります。 最高裁は平成31年2月19日の判決で、不貞の相手に対して「離婚させられたこと自体」の慰謝料を請求できるのは、離婚させることを意図して不当に干渉したなどの特段の事情があるときに限られると判断しています。
まとめると、こうです
合コンに行っただけなら、原則アウトではない。
関係を持てば、本人にも相手にも金銭の請求が来る。
そして、線の手前にいるつもりでも、程度によっては責任を問われることがある。
「みんなやっているから」で流していい話ではない、というのはここです。
「消防士はチャラい」は、あながち間違っていません
よく言われます。消防士はチャラい。 これは、あながち間違いじゃないですね。
チャラいと思います。 他の職業に比べて、チャラさはあると思います。消防士イコールチャラい、という第一印象を持っている方は結構いるんじゃないでしょうか。そして、その印象はそんなに外れていません。
理由その一。体育会系が多いので、ノリがいいです
まず、消防士は体育会系が多いです。理由ははっきりしています。肉体労働だからです。
肉体労働に耐えられる体を持っている人。それを部活動で作ってきた人。体を動かして人命救助をしたい、という動機で部活動をやってきた人。そういう人が集まります。多数派です。
そして、ここが本題です。体育会系は、ノリがいい。
誘われたら行く。その場を盛り上げる。断らない。このノリの良さが、そのまま「チャラい」に見えるんだと思っています。チャラさの正体は、たぶん半分はこれです。
理由その2。ここからは完全に僕の持論です
先に断っておきます。ここから先は、僕の持論です。 科学的な裏付けを取ったわけではありません。
部活動で鍛えてきた体には、人より筋肉量があります。筋肉量があるということは、テストステロンの分泌量が高いということだと聞いています。テストステロンが高いということは、性欲も高い。ということは、そういう場にも来てしまう。
そういうロジックが成立するんじゃないか、と僕自身は思っています。成立しないかもしれません。ただ、僕はそう思っています。
「種の保存」の話は、正直わかりません
もう一つ、聞いたことがある話があります。命の危険がある職業ほど、種の保存をしたくなる本能が働く。
これは何かで聞いただけなので、本当かどうかは知りません。 裏付ける証拠も持っていません。ただ、「あ、そうなのかな」とは思いました。
普段から命をかけて、精神をすり減らしてチームを支えている。死を身近に感じている。そういう仕事だと、そういう本能が出やすいのかもしれない。 そう思ってみたり、という程度の話です。
健康的に見える、というのはあると思います
もう少し健全な話も書いておきます。肉体を使う仕事なので、見た目が健康的です。そこに爽やかさを感じてもらえるというのは、あると思います。
そして、公務員なので社会的地位もある。 チャラいと言われる一方で、そういう評価をされる職業でもある。両方あるんだと思います。
よくある質問
Q1. 消防士は本当にチャラいのですか?
元消防士として言えば、他の職業に比べてチャラさはあると思います。 ただ、その正体の半分は体育会系のノリの良さです。誘われたら行く、断らない。それが外から見ると「チャラい」に映ります。
Q2. 既婚者が合コンに参加するのは不貞行為になりますか?
参加しただけなら、原則あたりません。不貞行為の定義は「配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと」(最高裁 昭和48年11月15日)だからです。ただし社会常識を明らかに逸脱した交際なら、肉体関係がなくても民法709条の不法行為として慰謝料が認められる場合があります。
Q3. 不倫の慰謝料はいくらくらいですか?
離婚しない場合はおおむね50万〜100万円、離婚に至った場合はおおむね100万〜300万円が目安とされています。請求できるのは配偶者に対してだけでなく、相手も共同不法行為者として対象になります。
職場の空気は、本部によって違います
ここまで書いたのは、僕がいた一つの本部での話です。
飲み会の多さも、遊びの文化も、そういうことに厳しいかどうかも、本部が変われば変わります。
僕は同じ愛知県内の本部を実名で比べた記事を、noteで有料公開しています。無料の記事で本部の中身までは書けないので、そちらにまとめました。
▶ 愛知県で本当に受けるべき消防本部、元消防士が実名で5つ選びました(note・有料)
▶ 愛知県で受けない方がいい消防本部、元消防士が実名で5つ書きました(note・有料)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
元消防士のトラックドライバー🧑🚒🚚


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