消防士をやめた本当の理由4選〜元消防士が本音で語る〜

転職体験談

「消防士ってなんでやめたの?」——転職してから、本当によく聞かれます。安定した公務員を辞めてトラック運転手になったわけですから、不思議に思われるのも当然です。今回は包み隠さず、本音で4つの理由を話します。同じように「辞めようかな」と迷っている現役の方の参考になればうれしいです。

① 運転がメインの仕事がしたかった

消防士をやっていて、一番楽しかったのは消防車や救急車を運転している瞬間でした。私は機関員として車両を運転する役割に強い誇りを持っていて、「俺が運転して、仲間を現場まで安全に届ける」——そこに何よりのやりがいを感じていました。

でも、消防士の仕事は運転だけではありません。消火、救助、救急、訓練、事務作業……むしろ運転している時間はごく一部です。「自分が本当にやりたいのは、運転がメインの仕事なんだ」とはっきり気づいたとき、自然とトラック運転手という選択肢が頭に浮かびました。好きなことを仕事の中心に置きたい——そう思ったのが、最初のきっかけです。

② 人間関係に悩んでいた

私がいたのは、小さな消防本部でした。人数が少ない職場は、良くも悪くも人間関係が濃くなります。メンバーがほとんど変わらないまま、これから何十年も同じ顔ぶれで働いていく——そう考えたとき、正直しんどさを感じてしまいました。

もともと人付き合いが得意なほうではありません。「この先ずっとこの環境なのか」と考えたとき、いっそ人間関係の負担が少ない仕事に就こうと決めました。逃げと言われるかもしれませんが、自分に合う環境を選ぶことも立派な選択だと、今では思っています。

③ 向いていないと感じていた

正直に言います。私はかなり不器用です。なにせ、小学5年生まで靴紐がうまく結べなかったくらいです。消防の仕事は、結索(ロープ結び)一つをとっても器用さが求められる場面が多く、人より時間がかかることに何度も落ち込みました。

それでも5年半続けられたのは、機関員という仕事に誇りを持てたからです。向いていない部分を抱えながらも、自分の強みを活かせる役割があったから踏ん張れました。ただ、長く働くほど「もっと自分に合った場所があるのでは」という気持ちも大きくなっていきました。

④ ボディビルに本気で取り組める環境が欲しかった

私はトレーニングが好きで、ボディビルにも本気で取り組みたいと思っていました。ところが消防は三交代制。勤務時間が不規則だと、安定したトレーニング計画がどうしても立てにくいのです。

その点、今の日勤のトラック運転手なら、生活リズムが整い、仕事終わりにジムへ行く習慣もつくれます。「好きなことに全力で打ち込める生活」を手に入れたかった——これも大きな理由のひとつでした。

まとめ

振り返ると、私が消防士を辞めた理由は「逃げ」だけではなく、「自分のやりたいこと・合う環境を選び直した」結果でした。安定を手放す勇気はいりましたが、後悔はしていません。今まさに迷っている人がいたら、まずは自分が何を一番大事にしたいのかを書き出してみてください。きっと答えのヒントになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。元消防士のトラックドライバー🧑‍🚒🚚

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