🔥 こんな人に読んでほしい
- 「公務員を辞めたら後悔するよ」と言われたことがある人
- 安定を捨てる決断を前に、足がすくんでいる人
- 辞めた人間の「正直な答え」を聞きたい人
今日は「消防士を辞めて後悔はないか」というテーマで書いていきたいと思います。
僕は5年半消防士を勤めたあと、民間企業に転職して、今はトラックドライバーをしています。この発信をしていると、「辞めて後悔はないんですか?」と聞かれることがよくあります。
結論から言います。後悔は、まったくありません。
自分の選択に間違いはなかったと思っていますし、トラックドライバーに転職して本当に良かったと感じています。なぜそう言い切れるのか。今日はその理由を、3つに分けてお話しします。
1. 消防士は、向いていなかった
一つ目は、正直なところ、消防士という仕事が自分には向いていなかった、ということです。
向いていないなと感じ始めたのは、2、3年目くらいからでした。それからずっと引きずったまま、ズルズルと5年半勤めたのですが、その「向いていない」という気持ちは、最後まで薄れることがありませんでした。
加えて、職場の人間関係にも悩んでいた時期がありました。だからこそ、一人で完結できる仕事がいいなと思うようになって、それならトラックドライバーが適職なのかもしれない。そう考えて、転職活動を始めたんです。
2. 運転の仕事が、したかった
二つ目は、運転の仕事がしたかった、ということです。
僕には、運転が得意だという自覚がありました。もともと運転が好きだったこともありますが、それ以上に、先輩方から「運転は上手い」と言ってもらえることが多かったんです。
消防では機関員(車両の運転や機械の操作)もやっていましたが、運転で苦労する場面はほとんどありませんでした。ほかの訓練では注意されたり指摘を受けたりすることがすごく多かったのに、運転に関しては何も言われない。だから、「あ、これは自分の得意な分野なんだな」と、はっきり自覚できました。
その得意を活かせる仕事は何かと考えたとき、たどり着いたのがドライバーでした。実際に転職してみると、そこがうまくハマって、運転が好きなのも相まって、今は毎日すごく楽しく働けています。
3. 家族が、後押ししてくれた
三つ目は、家族の後押しです。
僕は消防士になるために予備校に通っていて、その費用は親が出してくれました。相場で言えば20〜30万円ほど。それだけのお金をかけてもらって勉強し、公務員試験に受かったんです。
昔の人からすると、公務員は「安定の職業」「将来は安泰」。そういうブランドに価値があった時代ですから、僕が公務員に就職できたとき、家族は泣いて喜んでくれました。
その家族が、僕が「消防士を辞める」と言ったときも、否定せずにいてくれました。「あんたの好きな人生だから、好きにやりなよ」と。あの後押しがあったからこそ、僕は本気で転職を志すことができたんです。
4. 消防だけが、道じゃない
ここからは、僕が一番伝えたいことです。
それは、消防以外にも、いろんな道が広がっているということです。
そして、これは消防に限った話ではありませんが、人間関係というのは、どんな仕事にもどうしてもついて回ります。今まさに人間関係で悩んでいる人は、正直なところ、どこへ行っても悩むことになるかもしれません。仕事は人間関係ありきですから、そこから完全に逃げることは難しいんです。
だからこそ、もし本当に人間関係そのものが嫌なのであれば、一人で完結できる仕事を選ぶというのも、一つの選択肢としてアリだと思います。
5. ただし、ドライバーが万人向けではない
とはいえ、誤解してほしくないこともあります。
僕はたまたま運転が得意で、ドライバー職がうまくマッチしただけです。ドライバーが必ずしも全員に向いているとは思いません。
正直、厳しいこともあります。事故のリスクは常につきまといますし、大型車を運転するということは、一瞬で人の命を奪ってしまう可能性があるということです。その自覚を持って運転しなければいけません。商品を運ぶ仕事には、荷物を壊さないようにというプレッシャーもあります。急ブレーキ一つで、商品がダメになることだってある。
だから、向いている人・向いていない人は、絶対にいます。僕みたいに不器用で、コミュ障で、要領の悪い人間に、全員へおすすめできるかと言われたら、正直そこまでは言えません。
それでも、こうして発信を続けているのは、悩んでいる人の力になりたいからです。僕みたいな人間でも消防士をやれたし、転職しても幸せにやれている。「転職して良かった」と心から思っている。そのことを、悩んでいる誰かに伝えたいんです。
6. 消防士は、それでも素晴らしい仕事
最後に、これから消防士を目指す人へ。
転職してみて、僕は公務員時代よりも視野が広がったと感じています。消防だけが全てではないんだな、と。
ただ、それでも消防士は、本当に素晴らしい職業です。休みも多いですし、福利厚生はどんな民間企業よりも絶対にいい。給料は、正直なところ今のドライバーの方がいいですが、消防は年功序列でしっかり上がっていきます。そして何より、人の命を救う仕事というのは、なかなかありません。そこには、ものすごいやりがいがあります。
これから消防士を目指す方は、ぜひ公務員試験を頑張って、合格してください。勉強も面接対策も大変で、ストレスもつきまとうと思います。でも、それを乗り越えた先には、素晴らしい仕事が待っています。
僕からは、後悔はしていません。だから皆さんにも、後悔のないように生きてほしい。自分にはできないと思っていても、案外できるんだよ。そう伝えていきたいと思っています。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当に消防士を辞めて後悔はないんですか?
A. ありません。向いていないと感じ続けた消防を離れ、得意だった運転を仕事にできたからです。家族の後押しもあって、今は毎日楽しく働けています。
Q. 消防士を辞めるか迷っています。どう考えればいいですか?
A. 消防だけが道ではありません。ただ人間関係はどんな仕事にもついて回るので、それが嫌なら「一人で完結できる仕事」を選ぶのも一つの手です。視野を広げて選択肢を見てみてください。
Q. ドライバーは誰にでもおすすめできますか?
A. いいえ。事故のリスクや荷物を壊さないプレッシャーもあり、向き不向きがあります。僕はたまたま運転が得意でハマっただけ。自分の得意と照らして判断するのが大事です。
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