消防士を辞めて民間に転職してわかった、公務員の良かったところ4選

💡 この記事のポイント

  • 消防士5年半→民間(トラックドライバー)に転職した元消防士が、両方を経験して感じた「公務員の良かったところ」を4つ紹介
  • 休日の多さ・手厚い福利厚生・年間100万超のボーナス・年功序列による安定
  • もちろんデメリットも正直に。労働契約書は必ず読みましょう、という実体験つき

今日は、公務員の良かったところについて話していきたいと思います。

僕は消防士として5年半勤めたあと、民間企業に転職して、今はトラックドライバーをしています。実際に両方を経験してみると、公務員にも民間企業にも、それぞれ良いところがたくさんありました。今回はその中から「公務員のここが良かったな」と思うところを紹介していきます。あくまでも僕の独断と偏見なので、その点も踏まえて読んでいただければと思います。

1. 休日が多い

一つ目は、休日の多さです。これは消防士に限らず、公務員全般に言えることですね。日勤だとしても年間休日は120日以上は確実にありますし、お盆休みや正月休みといった長期休暇も必ずあります。

消防士の場合は3交代のシフト勤務なので、お盆も正月も関係ないといえば関係ないのですが、それでも公務員は基本的にカレンダー通りで、休日は多いほうだと思います。

ちなみに今の僕は、休日が年間110日もないくらいです。ドライバーとしては普通なのですが、公務員の方やホワイトな企業にお勤めの方からすると「ありえない」と感じるかもしれませんね。それくらい、公務員の休日は恵まれていました。

2. 福利厚生が手厚い

二つ目は、福利厚生です。これは本当に素晴らしかったですね。

住宅手当や交通費が当たり前に支給されるのは大前提として、出産手当、育児休暇といった、人生の行事に関わる制度がしっかりしています。

たとえば忌引です。民間企業だと、祖父や祖母の葬儀は年次休暇を使わないといけないところが結構多いのではないでしょうか。僕がいた消防本部では、祖父母の場合も忌引として扱われていた記憶があります(違っていたらすみません)。こうした細かい部分の手厚さは、公務員ならではだと思います。

3. ボーナスが多い

三つ目は、ボーナスです。これはもう、公務員最強です。僕は最後の年、年間でボーナスを100万円以上もらっていました。本当にボーナスは良かったですね。

ただし、その分、月の給料はあまり高くない印象でした。月給だけでは結構厳しいというのが正直なところです。若くして家族を持っている方であれば、月給だけでは養えない可能性もあります。特に出産直後の1、2年は、奥さんが育児休暇に入る家庭が多いと思うので、その間の収入はどうしても厳しくなりがちです。

一方、今のトラックドライバーの仕事は月給がそこそこ高い分、ボーナスは少なめです。それでも毎月しっかりもらえるので、お金が足りないということはありませんでした。月給型かボーナス型か、これは家庭の状況によって向き不向きがあると思います。

4. 年功序列で、給料が保証されている

四つ目は、年功序列です。これは良い意味でも悪い意味でも作用すると思います。

公務員はどうしても保守的で、新しいことが入りづらい業種です。税金を使っている以上、使い道を明確に示さないといけないので、フットワークが重い傾向にあるのは確かです。だからこそ、年功序列という制度もなかなか変わらないと思います。民間企業では年功序列がなくなってきた風潮がありますが、公務員にその流れが来るのは5年、10年遅れるというのが僕の肌感覚です。特に消防士のような現場系・階級社会の職場では、年功序列の感覚はかなり強いです。

では、なぜこれが「良いところ」なのか。給料がどんどん上がっていくからです。50代になれば年収600万、700万は全然あり得ますし、大きい消防本部であれば30代、40代でそこに到達している方もいると思います。年齢を重ねるほど給料が保証されている。これはある意味、最強の安心材料です。

もちろん、デメリットもある

良いところを4つ挙げましたが、面倒だったこともあります。たとえば休みをもらうとき、グループ長や課長、署長、副署長といった人たちに印鑑をもらって回るのが本当に面倒でした。こういうフットワークの重さは、はっきりデメリットだと思います。

僕自身、それが当たり前の環境で育ってきたので、いざ民間企業に転職したら「当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃない」というのが身に染みました。今の職場は休みが月8、9回で、たまに6日働いて1日休みということもあります。会社としては完全週休二日を謳っていますが、労働契約書には「週休二日」と書いてある。ここがミソです。皆さん、労働契約書はちゃんと読みましょう。

まとめ:両方を経験したからわかる、公務員の安定感

公務員、やっぱり良かったですよ。休日・福利厚生・ボーナス・年功序列による安定。民間に出てみて初めて、その手厚さのありがたみが身に染みました。

もちろん、フットワークの重さなど合わない部分もあります。大事なのは、良い面も悪い面も知ったうえで、自分や家庭に合う働き方を選ぶこと。これから公務員や消防士を目指す方の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

よくある質問(FAQ)

Q. 公務員の一番のメリットは何ですか?

A. 人によりますが、僕は「安定」だと感じます。休日の多さ、手厚い福利厚生、年間100万円超のボーナス、年功序列で上がっていく給料。長く働くほど安心感は大きいです。

Q. 公務員はお金に困りませんか?

A. ボーナスは多い一方、月給は高くない印象でした。出産直後など、月給ベースだと厳しい時期もあります。月給型かボーナス型か、家庭の状況で向き不向きがあります。

Q. デメリットはありますか?

A. フットワークの重さ(休暇申請の押印回りなど)はデメリットでした。また転職するなら、労働契約書の「週休二日」と「完全週休二日」の違いは必ず確認しましょう。

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